2013年5月9日木曜日

「花と爆弾」賛同企画:2013/5/26「被爆者医療から見た原発事故」講演会のお知らせ




内部被曝からこどもを守りましょう
放射能社会を生きる連続セミナー
 

第1回 被爆者医療から見た原発事故

日時 5月26日(日) 午後1時半~4時半
場所 神戸市勤労会館308号室(JR阪神阪急三宮東南歩4分国道2号線山側)
講師 郷地秀夫さん(東神戸診療所)
参加費1000円(原発避難者無料)
託児あり(5月19日までにお申し込みください)


講師プロフィール
郷地秀夫さん
 1947年東広島市生まれ。
 東神戸病院院長を経て現在、東神戸診療所所長。
 精神科・神経内科・リハビリテーション科・緩和医療などに
 携わりながら被爆者医療に取り組む。
 著書「被爆者医療から見た原発事故」(かもがわ出版)

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東京電力福島第一原発事故によって、私たちは放射能社会を生きていることを
実感するようになりました。
放射能の人体への影響について、ICRPなどの国際基準が作られていますが、
信じていいのでしょうか?
兵庫県下2000人の被爆者に関わってきた医師が、真実を語ります。
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主催 さよなら原発神戸アクション
問合せ先 高橋 090‐3652‐8652 dfadl300@kcc.zaq.ne.jp

**以上、さよなら原発神戸アクションブログより転載
http://sayogenkobe.blog.fc2.com/blog-category-23.html **



「花と爆弾」では、これまでもずっと白血病や小児ガンに苦しむイラクの子どもたちの治療を、JIM-NETさんなどのNGOを通して支援させてもらってきました。

放射線被曝がどれほど人体に影響があるものなのか・・・、それは、まだまだ明らかになっていない、また明らかにされていない領域だということを、イラクの子どもたちに気づかせてもらったと、私は思っています。

今回、講師でいらっしゃる郷地先生も、長崎原爆被爆者の方たちと関わってこられた中で、同じように気づかれたのではないかと、ご著書を拝読し感じました。

「私は長年、被爆者の診療にあたってきた。そして、原爆症に苦しむ被爆者を見ながら、病気のほとんどの原因を原爆放射線とは関係ないと言い続けてきた。(中略)それは、原爆放射線の被曝線量を過小評価し、放射線障害を過小評価してきたそれまでの研究を、信じてきたからだ。そのデータを基礎にしたICRPの基準を信じてきたからである。私は闇の中で暗躍する大きな力にだまされてきた。」(p.93「被爆者医療から見た原発事故」かもがわ出版)

現在、郷地先生は、原爆症認定集団訴訟にもご尽力されていらっしゃるとのこと。先生をも「だまし」てきたICRPの基準とは一体何なのか?分かりやすくお話していただける貴重な機会と思い、「花と爆弾」でも賛同させていただくことにしました。

また当日は、力不足ですが司会も務めさせていただきます。
ご都合よろしければ、ぜひお越しください。


=関連ブログ紹介(あわせてお読みいただければ光栄です)=
ブログWords for Peace
「繰り返される過小評価:放射線被曝の危険性~広島・長崎~チェルノブイリ~福島」
http://flowersandbombs.blogspot.jp/2012_07_01_archive.html





【後記】
講演会にはたくさんの方がご参加くださり、とても充実した会となりました。
郷地先生の講演の内容を一部ブログにてご紹介させていただきます。
Words for Peace: 被爆者医療から見た原発事故
http://flowersandbombs.blogspot.jp/2013_05_01_archive.html