2022年11月11日金曜日

ベトナム戦争時の枯葉剤の影響について:VFP ピース・スピーキングツアー2022@花と爆弾共催イベント

 


VFP ピース・スピーキングツアー2022@Zoom

【ベトナム戦争時の枯葉剤の影響について】

開催日: 2022年12月3日(土)
時間: 10時 開会 11時45分 閉会
参加費:無料 (日英 同時通訳付き)

スピーカー: ヘザー・バウザー
今年は、ベトナム戦争帰還兵を父にもつ米国人女性、ヘザー・バウワー氏にご登壇頂き、戦後50年過ぎてもいまだに戦い続ける枯葉剤の被害者の状況について伺います。
スピーチの後、ヘザーさんとドキュメンタリー映画監督の坂田雅子さん、VFP会長・スーザン・シュノールのトークを挟んで、質疑応答の時間をご用意します。参加者の皆さんのご質問・ご感想等お待ちしております。

【プロフィール】
ヘザー・バウザー (ゲストスピーカー)
枯葉剤の活動家であり、チルドレン・オブ・ベトナム・ベテランズ・ヘルス・アライアンス(COVVHA)の代表を務める。枯葉剤にさらされたベトナム戦争帰還兵の娘として複数の先天性欠損症を持って生まれた。
米国政府に見捨てられたベトナム帰還兵の子どもたちを教育し、コミュニティを形成するためのCOVVHAの共同設立者の一人。
坂田雅子 (ゲスト)
ドキュメンタリー映画監督
· 京都大学文学部哲学科卒。
· ベトナム戦争で兵役経歴を持つ写真家の夫グレッグ・デイビスの死をきっかけに、枯葉剤についての 映画を製作し、2008年、『花はどこへいった』で第26回国際環境映画祭の審査員特別賞、2009年、『第63回毎日映画コンクールのドキュメンタリー映画賞を受賞。2011年、NHKのテレビ番組ETV特集『枯葉剤の傷痕を見つめて』で第48回ギャラクシー賞優秀賞
· 2011年、ドキュメンタリー映画『沈黙の春を生きて』発表
· 2022年、前2作につづく集大成といえる『失われた時の中で』がこの夏から全国で公開中
スーザン・シュノール 
ベテランズ・フォー・ピース会長、同NY支部長を兼任。ベトナム枯葉剤救済・責任キャンペーンのコアメンバー、戦争に反対するベトナム退役軍人(VVAW)メンバー。

~ 主催者からのメッセージ ~
2020年のズームイベントで原田和明氏が発表*なさったように、日本で生産されていた枯葉剤の残りが、全国50カ所以上の国有林に杜撰に保管されています。また、沖縄でも腐食したドラム缶入りの枯葉剤がサッカー場の建設現場から発掘されました。このように、枯葉剤は、決して過去の話でも他国の話でもありません。もっと身近な問題として、掘り下げる必要を強く感じます。


*原田和明氏の「日本の枯葉剤」についての動画(2020年):
 https://youtu.be/FQJrK15iGsE
**昨年のVFPピーススピーキングツアーの動画リストはこちら:https://whatsnew-on-flowersandbombs.blogspot.com/2022/03/520.html



スポンサー:ベテランズフォーピース(VFP)・ニューヨーク支部/日米の多くの団体と個人
お問い合わせ: vfpspeakingtour@gmail.com

主催:2022 VFP ピース・スピーキングツアー実行委員会

ベテランズ・フォー・ピース(VFP):
米国で従軍経験のある元軍人(ベテランズ)と賛同者により結成された国際的な平和団体です。
戦場を知る者たちを中心に、紛争各国での反戦アピールや、戦争による経済構造の真相などを世界に訴えています。

facebookイベントページ https://www.facebook.com/events/803872067581661/